PowerTools ActiveReports for .NET 9.0J > ActiveReportsユーザーガイド > サンプルとチュートリアル > チュートリアル > ページレポート/RDLレポートのチュートリアル > データ > レポートで式の使用 |
コントロールのプロパティで式を使用し、値を計算することができます。式を使用し、フィールドの連結、文字列とフィールドの連結、データの総計、フィールド値に基づいた書式、フィールド値によるコントロールの表示/非表示、データの図形的な表示などを実現できます。このチュートリアルでは、式の様々な使い方について紹介します。
このトピックでは、以下のタスクを行います。
メモ:
|
チュートリアルを完了すると、次のレポートが作成されます。
Visual StudioプロジェクトにActiveReportを追加する
詳細は、「プロジェクトにレポートを追加する 」を参照してください。
レポートをデータソースに接続する
データセットを追加する
SQLクエリ |
コードのコピー
|
---|---|
SELECT * FROM DVDStock |
レポートのレイアウトを作成する
テーブル列 | 幅 |
---|---|
TableColumn1 | 3.5in |
TableColumn2 | 1in |
TableColumn3 | 1in |
TableColumn4 | 1in |
データフィールド | 列名 |
---|---|
TableColumn1 | Title |
TableColumn2 | StorePrice |
TableColumn3 | InStock |
2つのフィールド値を掛けるためにテキストボックスにフィールド式を追加する
= Fields!InStock.Value* Fields!StorePrice.Value
コントロールを表示/非表示するために「Immediate If」式を追加する
=iif(Fields!InStock.Value=0, True, False)
データを図形的に表示するためにデータ可視化の式を追加する
ColorScale3関数を使用して、データの最小、平均と最大の値を示すために様々な色を表示できます。詳細は、「データ可視化」を参照してください。
[在庫]ラベルの下にある詳細行のセルを選択し、[プロパティ]ウィンドウからBackgroundColorプロパティに以下の式を設定します。
=ColorScale3(Fields!InStock.Value, 0, Avg(Fields!InStock.Value), Max(Fields!InStock.Value), "Red", "Yellow", "Green")
メモ: ColorScale3関数のパラメータでは、Value、Minimum、Average、Maximum、StartColor、MiddleColor、とEndColorを設定できます。このチュートリアルでは、ColorScale3関数の中で、集計関数(AvgとMax)が使用されています。 |
レポートを表示する